小学校と中学校の連携
今日は,上中中学校で校内研究会(授業研究会)がありました。本校からは2人の教員が参加し,中学校の授業を参観しました。参観したクラスには,昨年度本校を卒業した生徒もおり,中学校で頑張っている様子を見て頼もしくなりました。明日は,本校の校内研究会が行われ,中学校から1人参観に来られます。
近年,『中1ギャップ』という言葉をよく耳にします。これは,中学校に入学した生徒が,小学校との違い(ギャップ)に戸惑い,心のバランスが崩れたり,不登校になったりするというものです。若狭町では,こうした小学校と中学校の授業交流を通じて両者の連携を深め,『中1ギャップ』解消の一助にようとしています。児童・生徒はもちろんのこと,我々教員でも,校種が違うと他の校種のシステムを十分に理解できていないことがあります。教員間でも『小中ギャップ』があるのです。
今回の授業交流の取組は,こうしたギャップを埋めるための第一歩です。若狭町では,小学校から中学校への連携・受け渡しがスムーズにできるよう,両校種の教員が力を合わせて取り組んでいます。