1,3年生授業研究
今日,1年生と3年生で,それぞれ授業研究がありました。教科はともに国語です。
以前から本ブログでも紹介していますが,我々教員は自己の授業力を伸ばすために,また,学校全体の教育力を高めるために,毎年全担任が『授業研究』に取り組んでいます。
授業研究のメリットを思いつくままに書いてみると,①教材に深く向き合う(『教材研究』と呼びます)ことにより,その教材のもつ魅力や意味が再発見できる,②世阿弥がその書『風姿花伝』で『上手は下手の手本なり,下手は上手の手本なり』と記しているように,年齢や経験年数,授業力の差によらず,授業研究を通してそれぞれの立場で学ぶことがたくさんある,③程よい緊張感のもとで授業をすることにより,気持ちを引き締めるきっかけになる,④教材研究や指導案(1時間の授業の流れを書いた計画書)の検討を協働で行うことにより,教師間の切磋琢磨が実現できる,⑤授業後に研究会(反省会)をもつことにより,授業者自身の成長につながる,などです。
こうした学校の取組は,企業などで取り入れられているOJT(On The Job Training)に通じるものであるかも知れません。子どもたちにより良い教育が提供できるよう,鳥羽小学校の教員は力を合わせてがんばります!