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2011年1月27日 (木)

理科出前授業

 6年生では,理科の時間に『電気の利用と私たちの生活』という単元があります。学習指導要領(国が定めた教えるべき内容の基準)によると,ここで取り扱う内容は『手回し発電機などを使い,電気の利用の仕方を調べ,電気の性質や働きについての考えをもつことができるようにする。』というものです。単元の途中には,手回し発電機やコンデンサなどが登場し,昨年度までの学習内容とは大きく異なっています。そこで,今日は関西電力から助っ人をお招きし,電気のプロの方に手伝っていただいて授業を進めることにしました。

 まずは,電磁誘導による発電の原理の実験です。コイルの中の永久磁石を前後に動かすと,検流計の針が大きく振りきれ,実際に電気が起きていることが分かりました。発電機という言葉を聞いたことがある児童も,その原理については全く知らなかったようです。(小学生なので当たり前ですが・・・)

 次は,手回し発電機による発電実験です。もってきていただいた発電機は,最大で10ボルト程度の電気を起こすことができるそうです。子ども達は,一生懸命に回し,つないだ豆電球を明るく光らせていました。(中にはむきになって回している子もいました!)

 最後は,いろいろな種類の実際の電線を見せていただきました。発電所で作った275000ボルトの電気は,直径4cmくらいの撚り線で送電されます。実際にその線をもってみると,思ったより軽く,子どもたちはびっくりしていました。また,宅内配線用の電線や,電柱に張られている屋外用の電線など,用途によってさまざまに違う電線をたくさん見せていただきました。

 他にも,発電所の種類や発電の原理,あるいはエネルギーの大切さなどについても,分かりやすく教えていただきました。

 学校では体験させてあげられないことも,こうしたプロの方の出前授業では可能になることがよくあります。道具(教材)の面,専門性の面で,こうした外部の方による授業には大きな魅力があります。子ども達の学習の充実のために,今後も,積極的に外部の力をお借りしていきたいと思います。

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