タイムリーダー
6月23日のブログでも紹介しましたが,鳥羽小学校の今年度の重点目標の1つに『時間を守りより良い行動ができる子の育成』があります。この目標を子ども達の自主的な動きによって達成するために,今年度から『タイムリーダー』制を取り入れました。
掃除の開始時刻に遅れてくる子が多い鳥羽小学校の実態を6年生の子ども達に投げかけ,子どもたち自身に「なんとかしなければ・・・」という気持ちになってもらうことからこの取組がスタートしました。
具体的には,各学年1週間の輪番で『タイムリーダー』が回ってきます。タイムリーダーになった子ども達は,昼休みから掃除終了までゼッケンを着用し,昼休みが終わるときに,遊びをやめて掃除場所に行くようにみんなに声をかけます。『タイムリーダー』は単なる監視役・呼び掛け役ではなく,『タイムリーダー』の経験を通して,児童自らに時間を守ることの大切さを実感してもらうというところに真のねらいがあります。
先週は6年生が,今週は5年生が『タイムリーダー』の担当です。『タイムリーダー』の効果は絶大で,昼休み終了のチャイムが鳴ってから30秒後には校庭から子ども達の姿はなくなっていました。