新聞コラム
新聞の『コラム』をご存知でしょうか?福井新聞なら『越山若水』,朝日新聞なら『天声人語』,読売新聞なら『編集手帳』,毎日新聞なら『余録』・・・と,各新聞社とも必ず設けてある囲み記事のことです。どの『コラム』も600字から700字程度にまとまられており,非常に洗練された文章で『職人芸』のようにも思えます。各社のコラムの一覧を掲載した便利なサイトを見つけましたので,興味のある方はご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/sec/eto/paperhtml/column.html
以前にもこのブログで紹介しましたが,今,『教育に新聞を!』というコンセプトのNIE(Newspaper In Education)が注目されています。福井県では県教育委員会が中心になって,NIEの一環として独自に『こどもコラムコンテスト』を開催する予定です。
鳥羽小学校では,5年生と6年生が『こどもコラムコンテスト』に参加します。2学期の末から冬休みにかけて,子ども達は『コラム』書きに奮闘してきました。自分自身に語りかける感想文とは違い,外に向けての発信という特徴を持つ『コラム』を書くことは,我々大人でも難しいものです。しかし,我々大人と違い,子ども達は独特の豊かな感性を持っています。この取組を通じ,『コラム』の中に垣間見える新聞記事に対する子ども達の思いや考えを丁寧に見取っていきたいと考えています。
余談ですが・・・,
このブログ(鳥羽小学校公式ブログ)は,対象とする読み手の範囲が広いことや学校で起こった出来事をもとにして書くということなど,『コラム』と共通する部分がたくさんあります。少しでも分かりやすい文章を書こうと,『越山若水』と『天声人語』に毎日目を通し,池上彰さんの『伝える力』,『伝える力2』を読みましたが,未だ稚拙な文章からは脱却できないでいます。まだまだ修行中の身ですが,気長に成長を見守ってやってください。いつの日か『新聞コラム』のような文章をお届けできる日が・・・来ないかもしれません。