部分日食
今朝は日本の多くの地域で金環日食・部分日食が観測できました。本校では,登校時刻を15分早め,安全に観測ができるように配慮しました。登校してくる子ども達の中には,自分専用の日食観測フィルタを持参し,登校前から観測していた子もいたようです。
昨日の天気予報では薄曇りの予報が出ていましたが,今朝はほとんど雲がなく絶好の観測日和となりました。徐々にかけていく太陽をみたり,93.1%が欠ける最大食の太陽を見たり,子ども達は終始興味深そうに太陽を見ていました。太陽と月と地球が一直線に並ぶ今回の現象に触れ,宇宙の神秘を感じ取ってくれたのではないでしょうか?
今回のように日本列島を縦断する形の金環日食・部分日食は極めて珍しいということです。15分早く登校した値打ちが十分にあった朝のひと時でした。
以下,若狭町の部分日食に関する記事です。
『日食の見え方概要 福井県若狭町では、2012年5月21日の日食で金環日食を見ることはできません。若狭町の部分日食は6時18分34秒に始まり、太陽の右上側から欠け始めます。このときの太陽高度は17度です。高度がそこそこありますから、地球大気による影響が少なくてすみます。最大食は7時31分38秒で、高度は31度です。食分は0.931ですから、金環日食まであとわずかという、非常に大きな日食を観測することができるでしょう。また終了時刻は8時56分28秒で、高度は49度です。この瞬間に太陽の左下側から月が離れてしまい、2時間37分54秒間にわたって続いた日食もこれで終了します。(下記ウェブページより引用)』
http://homepage2.nifty.com/turupura/nissyoku/2012kinkan/kakuchi/18/185019.html