教室レイアウト
ブログをご覧の皆さん,小学校時代の教室の机の配置(レイアウト)はどんなのだったでしょうか?クラスの規模にもよりますが,一般的には全員が前(黒板の方)を向いて縦・横に机を並べるレイアウトが多いように思います。(私も記憶している限りでは,すべての学校でそのようなレイアウトでした)
本校でも,1年生~4年生まではこうした一般的なレイアウトですが,5,6年生はカタカナの『コ』の字型にレイアウトしています。そこで,子どもたちに『コ』の字型レイアウトの長所と短所を聞いてみました。まず,長所は『友だちの顔を見ながら話ができるので話し合いがしやすい』,『教室の中央に向かって発表するので,声が集中して聴きやすい』などがあげられました。逆に,短所は『黒板に対して横向きに座っていると黒板が見にくい』というものでした。
最後に,総合的に考えてどう思うかを聞いてみたところ,ほとんどの児童が『コ』の字型レイアウトの方が良いと言っていました。
『思考力・判断力・表現力』を重視する新しい学習指導要領(学習する内容の一覧)のもとでは,教室レイアウトの見直しも必要かもしれません。