大画面テレビの魅力
私たち(40代後半)が小学生のころには,教室にテレビなんて考えられない時代でした。私が教員になった25年ほど前に,ようやく教室にテレビが常設され,NHKの教育テレビの番組を時間を合わせて視聴したものです。
時代は変わって平成25年。今では,鳥羽小学校のすべての学級に50インチの大画面テレビが常設され,デジタル放送のみならず,それぞれにインターネットにつながったパソコンの画面を表示させることも可能になっています。このテレビの使い道は,(少々大げさな表現ですが・・・)まさに無限大です。テレビ番組の視聴,インターネット検索,教材として使える動画の視聴,デジタル教科書の提示,体育の時間の跳び箱の様子を撮影した動画を使った振り返り学習,デジカメ写真を表示してのスピーチ,学習成果のプレゼンテーション・・・,本校の利用形態の代表例だけでもこうしたものが挙げられます。これ以外にも,工夫次第でその利用可能性は広がります。
今日の3年生の社会科学習では,前の時間に描いた自宅から学校までの絵地図を画面に提示し,『みんなに伝えたい魅力的な場所・物』を発表し合う活動を行いました。絵地図は子どもたちが描いたものをあらかじめスキャンしてPDFにしてあります。こうしたひと手間をかけるだけで,大きな画面で分かりやすい発表が可能となります。
多額の予算を投じて買っていただいた貴重な教具です。説明責任を果たすためにも,その有効な利用方法を継続して探り,すべての学級で活用していかなければと思っています。