気温を測ろう
4年生の理科では,晴れの日,曇りの日,雨の日の1日の気温の変化を調べる学習があります。昨日の『晴れの日』に引き続き,今日は絶好の(?!)『雨の日』でしたので,1時間おきの毎正時に当番を決めて気温を測りました。
小学校の理科の教科書(東京書籍)によれば,そもそも『気温』とは,①直接日光の当たらないところで,②風通しがよく,③地上から1.2m~1.5mのところで測った空気の温度と定義されています。学校では,この3条件をすべて満たす場所として校門付近に『百葉箱』が設置されています。
今日は雨混じりの強い風が吹く中,4年生の子どもたちは8時から14時までの9回にわたって気温測定をやり切りました。4年生の皆さん,おつかれさま!
この後は,測った気温をグラフ化し,晴れの日,曇りの日,雨の日の気温の変化の特徴を学習していきます。ちなみに,写真に写っているデジタル温度計は,『データロガー』と呼ばれるもので,1分から720分までのサンプリング時間を任意に設定でき,数カ月にわたって自動的に測定結果をSDカードに記録してくれるという優れモノです。『初めからこれを使えばいいじゃないか』という声が聞こえてきそうですが(子どもたちからも実際に声が上がりましたが・・・),やはり『苦労』が大切です!雨風の中,友達とワイワイガヤガヤと気温を測る経験は,楽しくもあり貴重なもの,記憶に残るものだと確信しています。
*** 以下,参考までにネット上に出ていた『百葉箱』の設置要件です ***