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予定よりも30分遅れて,修学旅行団一行は,宿泊場所の『ホテルシーガルてんぽーざん大阪』に到着しました。全員大変元気で,窓から見える大阪市内の夜景に感動しているとのことです。
http://www.hotelseagull.co.jp/index.html
この後は,おいしい夕食と楽しい部屋でのひと時が待っています。
本日の修学旅行記事はこれで終了します。明日もご期待ください。
3年生の国語の教材に『ちいちゃんのかげおくり(あまんきみこ作)』があります。
太平洋戦争末期,お父さんが出征する前日に家族4人で楽しく『かげおくり』をしました。そして,夏のある日,空襲が残されたちいちゃんの家族を飲み込んでいきます。家族と離れ離れになったちいちゃんは,何日か経ったあと,影法師の夢をみます。夢の中では,お父さん,お母さん,お兄ちゃんの声が聞こえてきます。そして,小さな命は空に吸い込まれていきます。
『ちいちゃんのかげおくり』は,戦争・家族をテーマにした悲しい話です。戦後68年が経過し,戦争を知る人はどんどん少なくなってきています。我々教員も,誰一人戦争の経験はありません。この教材を通して,子どもたちとともに,戦争の恐ろしさ,家族の大切さについて考えていきたいと思います。
今朝の児童集会で,3年生が『ちいちゃんのかげおくり』の音読劇を披露してくれました。それぞれの役になり切り,感情豊かに演じる子どもたちに,(子ども・家族をもつ者として)胸が熱くなりました。