人権講演会
12月4日(水)~10日(火)は,法務省が定める『人権週間』です。学校では,子どもたち一人一人の人権を守るために,人権週間に合わせて様々な取組をしています。
今日はその一環で『人権講演会』を行いました。講師は,本校の卒業生の宇野繁博さんです。宇野さんは山内のご出身で,現在,滋賀県立盲学校の教員をしておられます。ご自身は,大学卒業後地元で小学校の教員をしておられましたが,25歳の時に視力を失い,その後大変なご苦労と努力をされ,現在のお立場になっておられます。
『皆さんは,世界に一つだけのかけがえのない存在である』,『自分を大切にするように,他の人も大切にしてほしい』,『生きていく中で一番大切なこと,それは思いやり・やさしさ(愛)である』,『大きな希望・志をもって生きていってほしい』など,たくさんのメッセージを私たちに伝えてくださいました。また,ご友人の方と一緒に,素敵な音楽の演奏もしてくださいました。講演が終わった後には,『明日からも頑張ろう!』となんだか元気が出てくる感じがしました。
講演会の後は,ご出身集落である山内の児童,そして福祉の学習をしている4年生児童との交流ももっていただきました。
今日の講演会に際し,保護者の皆さんにもご案内を差し上げましたところ,お忙しい中数名の方に来ていただきました。来ていただいた皆さん,ありがとうございました。