不審者対応避難訓練
今日の6時間目に,登下校時に不審者に遭遇した時の対処方法を学ぶ『避難訓練』がありました。講師として,熊川駐在所のお巡りさんをお招きし,講師と不審者の二役をしていただきました。
登下校時に不審な人に声をかけられたら,とにかく大きな声を出して逃げることが大切であると教えていただきました。しかし,今回のような練習でさえ,なかなか大きな声を出せる子はいませんでした。ましてや本物の不審者を相手にしたときに,どこまで大きな声を出せるか・・・,少し不安な気がしました。中には機転を利かせて,防犯ブザーを鳴らしながら逃げる子もおり,臨機応変な対応の大切さも学んでいたようです。
一昔前にはあり得なかった『避難訓練』です。ご家庭でも,万一の時の対処方法について,子どもさんと話をしていただけると幸いです。
今回学んだような対処方法ももちろん大切ですが,不審者から子ども達を守る最大の防御策は,『地域力』ではないかと思います。地域全体で子どもを見守る目があれば,不審者も近づきにくいのではないでしょうか?地域(集落)の中で互いに声を掛け合い,他人の子どもも自分の子どもと同じように見守るような今の鳥羽地区の雰囲気を今後も大切にしたいものです。