キャリア教育
タイトルの『キャリヤ教育』という言葉をご存知ですか?
文部科学省のホームページには,『子どもたちが「生きる力」を身に付け、明確な目的意識を持って日々の学業生活に取り組む姿勢、激しい社会の変化に対応し、主体的に自己の進路を選択・決定できる能力やしっかりとした勤労観、職業観を身に付け、それぞれが直面するであろう様々な課題に柔軟にかつたくましく対応し、社会人・職業人として自立していくことができるようにするキャリア教育の推進が強く求められています。』という記述があります。そして,その重要性が,小学校段階から指摘されている昨今です。
鳥羽小学校ではこうした社会の要請を受け,3年生以上で総合的な学習の時間を利用し,『ぼくの夢・私の夢Ⅰ~Ⅳ』という単元を設定してキャリヤ教育の推進を図っています。
今日は3年生が3つのグループに分かれ,『仕事調べ』という課題意識をもって職場見学に出かけました。行った先は,大鳥羽郵便局さん,檜鼻モータースさん,たいしたもん屋さん(農産物の直売所)の3つです。見学先で子ども達は,「苦労することは何ですか?」や「仕事をしていてうれしいことは何ですか?」など,鋭い質問をしていました。このように,3年生の段階からいろいろな仕事について知り,興味・関心を高めることは,将来的に望ましい勤労観、職業観を形成する一助になるのではないかと思います。
本日お世話になった3つの見学先の皆さん,大変ありがとうございました。