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『廊下は走らずに歩きましょう!』 このセリフは,小中学校在学中に(やや大げさですが…)何百回も聞きませんでしたか?
本校でも『廊下は走らずに歩きましょう!』の言葉を毎日のように聞きます。しかし,いっこうに改善しません。なぜなら,子どもたちは走る生き物だからです!? しかし,曲がり角での出会いがしらの衝突の危険性を考えると,悠長なことばかりは言っていられません。
そこで,子どもたち自ら立ち上がってくれました。児童会のリーダー委員会を中心に,廊下を走らない取組(キャンペーン)を考えてくれたのです。取組の具体は,まず全校児童に呼び掛け,花をたくさん集めます。そして,曲がり角など危険な個所に花瓶やバケツに入れたその花を置きます。見た目のきれいさと,走るのを抑止する2つの効果を狙ったすばらしい取組だと思いませんか?キャンペーンは,今週いっぱい続きます。この取組を機に,廊下の歩き方について考えてくれる子が増えることを期待しています。
5年生の理科の学習で,『流れる水のはたらき』という単元があります。
先日,『流れる水は地面をどう変えるのか』という課題意識のもと,校庭にホースで水を流し,その流れ方を観察しました。流れる水には,『浸食(土砂を削る働き)』,『運搬(土砂を運ぶ働き)』,『たい積(土砂を積もらせる働き)』の3つの働きがあります。
1時間の体験を通して子どもたちは『流れる水のはたらき』をしっかりと観察していました。もっとも,後半は,泥だんごを作ったり,水をせきとめたり,違う流れを作ったり・・・と,小さい頃を思い出し,泥遊びに転じていました。
「楽しい?」と尋ねてみると,子どもたちは『あと1時間遊びたい!』,もとい,『あと1時間学習したい!』と言っていました。