鳥羽小では,一輪車に興味を持って練習している子がたくさんいます。
この一輪車は,今から20年ほど前に初めて鳥羽小学校に入ってきました。入った当時は物珍しさもあり,ほとんどの子が挑戦していたように記憶しています。『好きこそものの上手なれ』ということわざもありますが,一輪車に熱中する子は1週間もたたないうちに乗れるようになっていました。
一輪車は普通の自転車(二輪車)と違って,前後左右斜め方向と,あらゆる方向に倒れてしまいます。そのため,うまく乗りこなすには,相当のバランス感覚と体を巧みに動かす能力が必要です。また,ペダルとタイヤがギヤなく『1:1』でつながれているため,強い脚力も必要になります。
このように見てみると,一輪車は子ども達にとって非常に良い運動の『道具』だと考えられます。ぜひ多くの子に挑戦してもらいたいものです。
私も20年前に,一輪車に初めて乗れました。その時の(その瞬間の)感動は今でも鮮明に覚えています。
(今回は動画もどうぞ)
今日の2時間目に,1年生学級で研究授業がありました。これは,校内研究(学校内でテーマを設定し,実践研究を行うもの)の一環で行っているものです。互いに授業を見せ合い,事後に研究会をもつことで,我々の授業力の向上を図ろうという目的があります。
今日の授業は,算数の『ながさくらべ』の第1時間目でした。授業の冒頭部分では,袋に入った長さの違う5本のひもについて,直接比較の方法を検討しました。子ども達からは,『ふくろからだす』『おとなりにならべる』,『ろーぷをのばす』,『はじっこをそろえる』,『ぴちんとのばす』といった,直接比較に欠かせない条件がすべて提案されました。さすが,1年生です!
次に,筆箱の中の鉛筆の長さ比べ,教室内の2つのものの長さ比べへと進んでいきました。教室内の2つのものの長さ比べでは,扇風機と自分の身長とを比較し,「扇風機の勝ち!」と残念がっている子もいました。1年生教室ならではの光景で,心癒される気がしました。
最後は,直接比較のできない(離れた位置にあり動かすことのできない)2本のひもの長さの比較です。実際の比較は次の時間に予定していますが,今日は『段ボールで長い定規を作ればいいんじゃないの』や『短い定規のいくつ分で測ればいいよ』,あるいは,『定規をもちよって,みんなで力を合わせて測る』などの面白い意見が出てきました。
授業をしていていつも感じることですが,子どもの発想や意見は純粋で,面白くて,大人にない魅力がいっぱいあります。我々教師は,こうした魅力を常に発見できる『目』と『耳』,そしてそれらを受け止める『心』を持つ必要があります。(自戒の念を込めて)
もしかすると,親の立場も同じかも知れませんが・・・。
鳥羽小学校では,地区民体育大会に合わせて,毎年バザーをしています。これは,地域の方々に提供していただいた商品に値段をつけ,販売するというものです。
その収益は,スキー教室の補助に使ったり,体育用品を買ったりと,児童に還元しています。写真からもお分かりかと思いますが,毎年,たくさんの品物を提供していただけるおかげで,収益もかなりあるようです。
明後日の地区民体育大会に向けて,今日の夕方,本校職員とPTAの役員さんとで準備作業を行いました。商品の中には,ずいぶんお値打ちなものも交じっています。当日は,9時30分開店(11時閉店)の予定です。良いものは早く売れるようですので,お目当ての商品がある方は,早めにお買い求めください。
子ども達を想う地域の皆さんの温かさに,心から御礼申し上げます!
なお,前にもお知らせしましたが,夏休み自由研究(理科作品)とアイデア貯金箱も展示してありますので,合わせてご覧いただければ幸いです。
今日は,陸上競技の専門家で,本校の保護者でもある武田さんに来ていただいて,陸上の練習をしました。武田さんは,短・中距離がご専門で,県の大会や全国の大会ですばらしい記録をお持ちです。
今日は,準備運動の際の注意点,リレーのバトンパスの際の注意点などを教えていただきました。教えていただいた内容は,どれも理にかなったものばかりで,なるほどなあと思いました。子ども達も,ずいぶん参考になったのではないかと思います。
また,練習の最後には,約15Mのハンデをもらって,100Mの競争をしました。結果は,足に自信のある子ども達も,50M付近で追いつかれ,大差をつけられて負けてしまいました。あまりの速さに,応援の子どもたちから大きな歓声が上がっていました。
この後も,2回ほど来ていただく予定です。せっかくの良い機会です。できるだけ多くのことを学び,自分の走りに生かしてほしいものです。
本校では,町陸上記録会に向けて,朝の時間を利用してリレーの練習をしています。
本校の特徴は,2年前からアンダーハンドパスを取り入れたことです。このパスは,自然な流れの中でバトンを渡すことができるので,バトンパスの際にスピードが落ちないのが特徴です。しかし,相手に完全に追いついた状態でパスをする必要があるため,十分な練習が欠かせません。
まだまだ練習途上ですが,今朝の様子を動画と写真でお知らせします。
(動画のアップロードは初めての試みです。軽くするために,動画サイズは極力小さくしてあります。ご了承ください。)
6年生の理科では,現在『太陽と月の形』という学習をしています。しかしながら,都合良く理科の時間に合わせて太陽や月が出ているわけではありません。今日のように曇りの日には,太陽の観察も時間限定となります。ましてや月の観察は,夜の時間帯ということで,家庭学習に頼らざるを得ません。
そこで,本校ではシミュレーションソフトを使って,パソコン室で模擬的に太陽や月の形や動きの観察をしています。このソフトは,時刻や観測場所を任意に変更できるため,実際の観測よりも分かりやすい側面も持っています。ちなみに本校で利用しているものは,『Stella Theater Lite(ステラシアターライトhttp://www.toxsoft.com/index.html)』というもので,フリーソフト(無料)です。
とはいうものの,やはり本物体験も欠かせません。太陽については,授業の合間に見えた太陽を直接観察しました。また,月については,望遠鏡による観望会を計画しています。