3つの好きな”もの”
発達心理学の先生に聞いた話ですが,子どもには,好きな”もの”が3つあるそうです。”いきもの”と”たべもの”と”のりもの”の3つです。言われてみれば,なるほどと思いませんか?
3年生の理科は,1学期の間ずっと生き物の観察を行います。モンシロチョウを卵から育てたり,ホウセンカやヒマワリの種をまいたり,虫探しに出かけたり,生き物好きの子ども達には幸せな学期となっています。
今日は,スキー山へ生き物探しに出かけました。4月の頃は生き物はほとんど見つけることができませんでしたが,今日はトンボやバッタ,ニホンアカガエルなど,早春の頃には見られなかった生き物を何種類か見つけることができました。また,先日羽化したばかりのモンシロチョウの成虫も,今日晴れて自然に帰してあげました。
我々大人の視界には,こうした生き物の姿はなかなか入ってきませんね。ゆっくりとしたスピードで歩き,時には興味のあるものに目を奪われて立ち止まったりする子どものスピードと,1m前後の子どもの目の高さでもって初めて発見できるものばかりです。毎日,忙しい日々を過ごしておられる保護者のみなさん,時には子どもさんとゆっくりと散歩をし,子どもさんと同じ目線で鳥羽谷の豊かな自然を発見してみてはいかがでしょうか。