先日,6年生の理科授業の一環で,地層見学に出かけました。行き先は,舞鶴若狭自動車道の上中インターの工事現場です。
現地では,西松建設の明石さん,そしてネクスコ中日本の田中さんにお世話になり,鳥羽谷の地層のことについて詳しく,かつ分かりやすく教えていただきました。
お話によると,恐竜が栄えていたころの鳥羽谷は海水に覆われており,大地の移動によって山が形成され,徐々に水が引いてできた場所だということです。そのため,谷の中央部(鳥羽川付近)の地盤が軟弱でその層も厚く,山際に行けばいくほど,軟弱地盤の層が薄くなっているようです。また,このあたりの山はチャート(海底にたまった微生物の死骸が固まってできた岩石)と頁岩(けつがん:泥が固まってできた岩石)でできており,火山によってできた岩石(火成岩)はないとのことでした。他にも,強い力が加わって地層が変形した『褶曲(しゅうきょうく)』という部分も見せていただきました。
田中さんは非常に『石』に詳しい方で,どこにでもありそうな石について,その成り立ちをドラマチックに語ってくださいました。やはり専門家はひと味もふた味も違います!そのお話を子ども達も興味深そうに聞いていました。
今日の6時間目に,登下校時に不審者に遭遇した時の対処方法を学ぶ『避難訓練』がありました。講師として,熊川駐在所のお巡りさんをお招きし,講師と不審者の二役をしていただきました。
登下校時に不審な人に声をかけられたら,とにかく大きな声を出して逃げることが大切であると教えていただきました。しかし,今回のような練習でさえ,なかなか大きな声を出せる子はいませんでした。ましてや本物の不審者を相手にしたときに,どこまで大きな声を出せるか・・・,少し不安な気がしました。中には機転を利かせて,防犯ブザーを鳴らしながら逃げる子もおり,臨機応変な対応の大切さも学んでいたようです。
一昔前にはあり得なかった『避難訓練』です。ご家庭でも,万一の時の対処方法について,子どもさんと話をしていただけると幸いです。
今回学んだような対処方法ももちろん大切ですが,不審者から子ども達を守る最大の防御策は,『地域力』ではないかと思います。地域全体で子どもを見守る目があれば,不審者も近づきにくいのではないでしょうか?地域(集落)の中で互いに声を掛け合い,他人の子どもも自分の子どもと同じように見守るような今の鳥羽地区の雰囲気を今後も大切にしたいものです。
今日は,上中中学校で校内研究会(授業研究会)がありました。本校からは2人の教員が参加し,中学校の授業を参観しました。参観したクラスには,昨年度本校を卒業した生徒もおり,中学校で頑張っている様子を見て頼もしくなりました。明日は,本校の校内研究会が行われ,中学校から1人参観に来られます。
近年,『中1ギャップ』という言葉をよく耳にします。これは,中学校に入学した生徒が,小学校との違い(ギャップ)に戸惑い,心のバランスが崩れたり,不登校になったりするというものです。若狭町では,こうした小学校と中学校の授業交流を通じて両者の連携を深め,『中1ギャップ』解消の一助にようとしています。児童・生徒はもちろんのこと,我々教員でも,校種が違うと他の校種のシステムを十分に理解できていないことがあります。教員間でも『小中ギャップ』があるのです。
今回の授業交流の取組は,こうしたギャップを埋めるための第一歩です。若狭町では,小学校から中学校への連携・受け渡しがスムーズにできるよう,両校種の教員が力を合わせて取り組んでいます。
今朝の児童集会は盛りだくさんでした。
まず,1年生が「くじらぐも」の朗読発表をしました。約100人を前に,堂々とした発表でした。その後,11月の音読週間に向けて取り組んでいる『名文暗記』を披露してくれました。『春の七草』,『十二支』,『昔の月の言い方』,『寿限無(じゅげむ)』を,多くの子が既に覚えていてびっくりしました。終わった後の感想発表では,2年生以上の先輩から称賛の声がたくさん出てきました。『名文暗記』の他の課題には,『平家物語』,『枕草子』,『雨にも負けず』の3つがあります。文章が長く意味も分かりづらいかもしれませんが,がんばって挑戦してみてください。
次に,後期から新しくなった児童会各委員会の活動計画の報告がありました。どの委員会も,それぞれ工夫を凝らし,みんなが楽しめるようなイベントを考えてくれているようです。また,リーダー委員会のメンバーと,各委員会委員長さんの力強い就任のあいさつもありました。
最後は,図画作品,習字作品の伝達表彰がありました。表彰を受けた子どもたちの顔は,どこか誇らしげでした。
鳥羽小学校では,毎週こうした児童集会や朝礼(学校長の話)を行っています。大勢の人の前で発表する経験も,子どもたちにとっては大切な経験だと考えています。